2023.11.06

パーソナルカラーってなんとなく知ってはいるけど、どうして調べた方がいいの?

パーソナルカラーってなんとなく知ってはいるけど、どうして調べた方がいいの?

パーソナルカラーとは、あなたの肌や瞳、唇などの色に合う(似合う)色のことです。パーソナルカラーは、一人一人異なります。なぜなら、同じ日本人でも肌の色はそれぞれですし、肌の質感も異なります。もっと細かく言えば、肌質において『瑞々しい肌』と一言に言っても、表面が輝くような肌と、内からの潤いを感じる肌とは違います。そして、それぞれの肌に合った色が存在するのです。

今回は、カラリストで東京都渋谷区原宿駅から徒歩5分の隠れ家サロン「MM Style color(エムエムスタイルカラー)」の代表宮本真由美が、自分にあったパーソナルカラーをなぜ身に着ける方が良いのか解説させていただきます。

自分にあったパーソナルカラーを身に着けるとどうなる?

パーソナルカラーが相乗効果を出している場合、パーソナルカラーにより顔の輪郭がリフトアップしたり、小顔効果につながります。肌の質感や色、目力、男性の場合は髭(ヒゲ)の質感など、トータルで顔の表情が引き締まって見えます。

それに加え、肌に張りのある艶や透明感、そして生き生きと見える血色も活かされます。

自分にあったパーソナルカラーを身に着けないとどうなる?

パーソナルカラーが相乗効果を出していない色を使用している場合、顔色が悪いと言われたり、疲れて見えたり、元気がないように見られてしまいます。また、肌がくすんでシミやクマが濃く見えてしまうなどの悪影響につながります。

もちろん、年齢やライフスタイルにも関係しますが、顔の下に着用している服の色も多大な影響を出しています。顔馴染みの悪い色の服だと顔のくすみや影を一層強くします。

自分にあったパーソナルカラーを身に着けないとなぜ悪印象になってしまうのか

自分にあったパーソナルカラーを身に着けないと悪印象になってしまう原因は、色相対比です。顔の近くにその色があることでその対比の影響が顔に作用しているからです。

想像してみてください。色の相関図で反対色の対になっている2色を混ぜるとその色は何色になると思いますか?

例えば 黄色+青紫…

答えはグレーです。灰色になります。

人で例えると 黄色味のある肌に青紫の色を近づけるとグレーの色のくすみを起こします。同じように青みのある肌に黄色を近づけると透明感のある輝きが失われくすんで見えてしまいます。

このように、肌に馴染まない色を顔の近くへ持ってくると、本来の肌の艶(ツヤ)が失われ、しわやたるみが目立って見え、毛穴やシミなどが濃く見えます。

まとめ

どうですか?パーソナルカラー診断を受けた方が良い理由はご理解いただけましたでしょうか?パーソナルカラー診断はファッションやメイクを楽しむ上で優先的に調べておいた方がいいと言えます。

パーソナルカラーを知り、自分の相乗効果を感じつつ周囲からの評価が良くなれば自己肯定感もアップし、自信もつくと思います。パーソナルカラーは、一度知ってしまえば一生使える知識です。自分の血液型を知る感覚でプロの診断士によるパーソナルカラー診断を受けてみることをお勧めします。

もし、今後パーソナルカラーを診断して「好きな色なのに似合わないと言われたくないのでパーソナルカラーなんて気にしない」と思っているなら、顔から離したボトムのコーディネイトやバッグなど、アクセントカラーで楽しむなどすればいいのです。パーソナルカラー診断をしたからと言って、好きな色は諦めてなんて言いません。大切な顔のまわりだけ自分のパーソナルカラーを活かすスタイリングにしましょう。自分のパーソナルカラーを知っていればきっと役立ちますよ。

この記事を書いたのは

宮本真由美

スタイリスト歴約40年、延べ1万人以上の経験を持つスタイリスト。これまで、モデルやタレント、女優さんなど多くの方のスタイリストを経験後、高橋克典さんの専属スタイリストとして12年を経験。スタイリストとして40年の節目に仕事を制限し、予てより興味を持っていたカラリストの資格を取得。原宿駅から徒歩5分。色だけではなく個人がよりファッションを楽しめるよう、骨格診断や顔タイプ診断のできるサロン『MM Style color」代表。

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